神戸牛
神戸牛は、黒毛和牛の中でも兵庫県の県の県有種雄牛のみを歴代交配している但馬牛の事。
「神戸牛」は「但馬牛」とともに肉牛の中では唯一、品質などの特性が産地と結びつき、その結びつきを特定できる名称を知的財産として保護され、生産者の利益の増進と需要者の信頼を得る事が目的の国家認証を受けました。神戸牛は確かな伝統、歴史があり世界一厳しい審査にクリアしているということもあり、名牛と称される牛肉の中でも品質において群を抜いております。どうぞ一度ご賞味ください。その全てに驚くことになると思います。
- 但馬牛であること 代々厳格に管理されている但馬牛であることが神戸牛であることの前提です
- 未経産or去勢 雌牛ならばお産の経験がない牛 雄牛ならば睾丸を除去した牛であること
- 認定された生産者 認定された生産者のみ
- 歩留等級A・B等級 歩留等級がA・B以上であること
- 肉質等級4以上 霜降り度合い、色、筋繊維の細やかさ、脂質などの評価基準をクリアしていること
- BMS値No.6以上 BMS値がNo.6~No.12に選別されるもの
画像転載元:「神戸肉・神戸ビーフ」の定義 | 神戸ビーフ・神戸肉流通推進協議会
黒毛和牛
黒毛和牛とは「黒毛和種」という品種の牛のこと。黒毛和種は国内和牛飼育量の90%をしめる品種で、全国に約160万頭ほどいます。まさに日本を代表する和牛です。
このなかから厳選なる審査を通過した牛が神戸牛になります。
和牛の定義は「黒毛和種」「褐毛和種」「日本短角種」「無角和種」の4種類の牛です。
黒毛和牛は4種類の牛の中の「黒毛和種」と呼ばれる品種です。
和牛は黒毛和牛以外に「褐毛和種」「日本短角種」「無角和種」といった3種類の牛も和牛に含まれます。
つまり、黒毛和牛は「黒毛和種」のみ。和牛は「黒毛和種」「褐毛和種」「日本短角種」「無角和種」のいずれも和牛となります。
黒毛和種
黒毛和牛と呼ばれる黒毛和種は最も有名な和牛です。
実際のところ、和牛と呼ばれる牛はほとんどこの黒毛和種であることが多いでしょう。
4種類の和牛の9割以上を占めます。
黒毛和牛の特徴は下記の通り。
- 脂身がほどよく入る霜降りが特徴
- 高価格帯。最高級
- A4やA5といった脂肪交雑の入り具合がメイン
下記のような牛を黒毛和種といいます。
画像転載元:黒毛和種|肉用牛の豆知識|一般社団法人 全国肉用牛振興基金協会